メガネ ベストドレッサー賞
年末に向けてなんとか賞が色々と発表される季節になってまいりましたが、毎年恒例の流行語大賞、世論を考慮して無難な物を選んでくると思われますが、一番インパクトがあったのは間違いなく「このハゲ〜!!」。清水寺の「今年の漢字」も「禿」にして欲しいと思っています。お坊さんが「禿」という字を書くところ見てみたいですでね。思いっきり自虐ネタ。
気にもしていなかったですが「日本メガネベストドレッサー賞」というのがあったそうでして、受賞者は世耕弘成経産大臣など。クドカンとか吉田沙保里、土屋太鳳なども各部門で受賞していますが、メガネしてたっけ?
特に俳優部門で高橋一生くんが受賞してましたが、全くメガネの印象なし。視力は2.0だそうです。貰えるものは貰っておいて方が良いのですが、キャリアにプラスになる賞でもなさそうだし。
第30回 日本 メガネ ベストドレッサー賞 - IOFT-第30回国際メガネ展‐アジア最大級のメガネの商談展示会 | リードエグジビションジャパン
ここは、実際に目が悪くて四六時中メガネという人を選んでほしいものですが、私の知っている狭い範囲での眼鏡っ子ミュージシャンを紹介します。
今回はジョン・レノンとエルトン・ジョンは除外。ジョンは晩年メガネを外すという失態を犯しており、エルトンも同様。しかもエルトンに関してはもう一つのトレードマークであった薄毛も克服。ありのままでいいじゃん。
第5位 ジョン・ウェザース (John Weathers GENTLE GIANT)
超絶ポリリズムバンドのボトムを支える豪腕ドラマー。ただでさえ決め事の多い曲展開のバンドなので、目立つをことをせずに大きなノリを出してくれるジョン・ウェザースのようなドラマーは必要不可欠な存在。
ちなみにGGのアイコンにもなっている巨人のイラストですが、きっとジョンの似顔絵だと思っていたのですが、違うようですね。
第4位 アンディー・ウォード (Andy Ward CAMEL)
キャメルのドラマー。
性急感のあるタイトなドラムで個人的にはフェイバリット。特にリチャード・シンクレアが加入したあたりのフュージョンっぽい時期のキャメルはこの人の存在無しにはあり得ない音作り。なにせシンパルワークが綺麗なんですよ。
それで上の映像ですが、アンディー、メガネ外してました。大失態!!
まぁ演奏カッコいいんで聴いてください。
第3位 アンディー・パウエル (Andy Powell WISHBONE ASH)
哀愁のツインリードの片割れ、アンディー・パウエル。
フライングVの音色が意外と痩せていると知ったのは、この人とマイケル・シェンカーのおかげです。
どちらの音楽性も哀愁度満点というのも似ていますね。
第2位 マイク・ラトリッジ (MIke Ratledge SOFT MACHINE)
ソフト・マシーンの顔。最後まで残ったオリジナル・メンバーですが、地味なルックスのメンバー達の中でも、この人は特徴的なメガネのおかげですぐ覚えることができました。
「45」っていうんですか?昔のヤンキーでこのメガネのかけ方をしてるのがいました。
特徴的なカンタベリー系のオルガンの音はこの人の発明
第1位 イアン・ペイス (Ian Paice DEEP PURPLE)
「インロック」のジャケットではまだメガネをしていないのですが、「ファイアーボール」から装着!
リッチーがアンプにガソリン撒いて爆発した「カリフォニア・ジャム」の映像ではメガネが爆風で吹き飛ばされるシーンも! しかも、どう考えてもステージ上緊急事態なのですが、動ぜずに演奏を続けるシーンは感動。どうかしてるぜ!
数多くあるロック・ドラマーのドラムソロの中でも、第2期パープルの時期のイアン・ペイスのソロは出色!構成力も抜きん出ています。
全然関係ないんですが、大学時代の軽音楽部に「イアン・ペイ子」と呼ばれている女の子がいました。そっくりでしたね。ちなみに本名忘れちゃいました。
最後に驚き技の片手ロールをどうぞ!