バリウム検査
今日から会社変わりまして、私単身赴任で千葉県民になりました。
暖かくていいですねー、房総半島。
”ぼうそうはんとう”と入力したら、「暴走半島」と誤変換しました。それって北朝鮮のこと?
出勤初日はいきなりの薬物検査!というか尿検査ですが、ピンク・フロイドとかブログに書いてるから疑われちゃったんでしょうか?
その後病院に場所を移しまして、健康診断だったのですが、レントゲンは胸部のみで、35歳過ぎてから毎年やっていた、バリウムによる胃部の検査は今回は無し!
覚悟して臨んだのですが、ちょっと拍子抜けでした。一定の年齢になるとがん検診は義務かと思っていたのですが、そうではないようでして..
01.既往歴・喫煙歴・服薬歴・業務歴の調査
02.自覚症状および他覚症状の有無の検査
03.身長、体重、腹囲、視力、および聴力の検査
04.胸部X線検査、喀痰検査
05.血圧の測定
06.尿検査
07.貧血検査
08.肝機能検査
09.血中脂質検査
10.血糖検査
11.心電図検査
これらが、会社としての基本項目。
気になる人は各自の負担で..というのは、まぁ正解だと思います。
特に「バリウム」は受ける方にとっては重労働!
アンケートを取ると、嫌な検査のベスト3には必ず入る検査ですが、個人的には慣れたせいもあって割と好きでした。バリウムは毎年美味しくなっているので、テイスティングするのも楽しみの一つ。
一度直腸検査やったのですが、あれは地獄!40過ぎて涙出ちゃいました。エイリアンが身体の中に入ってる状態ってこんな感じかと...
バリウム
そんなもん身体に入れてるのかと思いきや、検査用のものは硫酸バリウムという化合物。バリウムそのものは毒性があり、神経系統に影響するため、取締りの対象になっているようです。
きっと発見者が「バリウムさん」だと思っていたのですが、ギリシア語で「重い」という意味する言葉が起源となっているようです。確かに南欧っぽい名前ではあります。プログレバンドのメンバーにいてもおかしくない名前です。マウロ・バリウムとか。
中世では錬金術にも使われていたようでして、その名も「ボローニャの石」。
そのまま身体に入れるのは当然まずいのですが、鉱物コレクターの対象になっているようです。
錬金術というだけあって、これからなら金も出来そうな気がします。
ちなみにこれは名作! 私は単純作業をする際のBGMとして使用してます。
硫酸バリウム
健康診断に用いるのはこちら。
バリウムというのは銀白色の軟金属の一種であり、エックス線を透過しないという特徴を持っている。通常はレントゲンに写らない胃腸を発泡剤で人工的に膨張させ、胃の内壁にバリウム膜を作り、エックス線に写るようにするのがバリウムの役割だ。
引用元:生きた経済ブログ より
http://freedom-7.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-da2d.html
匂いや味は無く、胃液や水にも溶けづらいという性質を持っています。
というのが問題で、水に溶けないということは、排泄物として体外から出ても、水洗トイレでは中々流れないわけです。困ったことに。
検診後には必ず下剤をその場で飲んで、全部出し切ろうと思うのですが、必ず3日間ぐらいは白い物体を放出する羽目に。
バリウム検診の問題点として一番重要なのは実はこれでは?
ちなみに私が一番最初に飲んだ時には、初日に排便できず、一週間ほど苦しみました。肛門に接着剤着いてるような感覚です。
あと、一般的な問題点としては、被爆の可能性。ちょっと枚数取り過ぎですもんね。
年1回くらいなら、この機械に乗ってみたい気がしますが...アトラクションとして。
ただ検査方法としては、胃カメラの方が確実!という意見も多く、なぜバリウム検査が続いているのかは疑問。これもひょっとして利権構造が絡んでいるでしょうか?加計学園と獣医師学会の問題と同じで。
しかし、ここまで書いてなんの問題提起にもなっていませんが、バリウムと排便の問題はネットで見てもあまり触れられていないようなので、私が言っておきます。
気になる方は調べて見てください。もしかしたら医療業界の闇に切り込む一大スキャンダルに発展したりして! しないか。
と、人任せにして終わります。